- Fujiyama
- フジヤマ
- 山寺宏一
- 「陽だまり」に通う老人で、俳句の達人。耳が遠く、声がデカい。空っぽのレコードジャケットをいつも抱えていて、その中身を探し回っているが、どこに置いたか思い出せない。レコードには大切な記憶が秘められているようだが──。
CAST COMMENT
- 山寺宏一
フジヤマ 役
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『サイダーのように言葉が湧き上がる』のタイトルを聞いた時、どう思われましたか?
すぐには理解できなかったですね(笑) でも、素敵な言葉の並びだなと感じましたし、本編を観た後に、改めて秀逸なタイトルだなと思いました。「サイダー」から浮かび上がるイメージが本編とピッタリで、素敵です。
フジヤマというキャラクターを演じられたご感想を教えてください。
若者のピュアな青春ストーリーだと伺っていたので、実際に演じる役を知った時に「おじいちゃん!?」と思いました(笑)今までやったことがないわけじゃないんですけれど、びっくりしました(笑)とても面白い役をいただけて、演じるのがとても楽しかったです。
染五郎さん、杉咲花さんとのご共演はいかがでしたでしょうか?
おふたりとも本作のアフレコ収録で初めてお会いしましたが、市川染五郎さんは、まだ14歳とは思えないほど凛々しくてかっこいい。 声のお仕事も今回が初挑戦で、演じられた役も17歳のキャラクターなのに、ナチュラルでスッと出てくるセリフにハッとするものがありました。 感性が素晴らしい!
杉咲花さんは皆さんもご存知の通りドラマや映画等で大活躍してらっしゃいますよね。 普段から拝見していて、只物じゃないことはわかっていました(笑) ですので、今回共演することが出来てとても嬉しかったです。「杉咲さんは声優をやっても絶対上手いはず!」と監督と話していたのですが、実際にその演技を聞いて「やっぱりね!思った通り素晴らしい!」と感動しました。これからご覧になる方へのメッセージをお願いいたします。
色んな世代の方々に観ていただきたいです。特に10代の方々には、胸に刺さるもの、キュンとくるものがあると思います。 大人の方も観終わった後に、ふと若い頃の自分を振り返れるようなストーリーになっていますし、本当に映像が素晴らしいです。 そして、終盤に流れる曲は僕ら世代にはたまらない方が歌ってらっしゃるので、楽しみにしていてください!
- アクロスエンタテインメント所属。宮城県出身。近年の参加作は、『劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉』(御国真司役)、『ルパン三世』シリーズ(銭形警部役)、『二ノ国』(バルトン役)など。